浄土真宗とは-浄土の真実(まこと)の教え-(其の1)

 夏が近づいてきた空気を感じます。
 今年は暑くなるようで、熱中症には特にお気を付けつつ、お過ごしいただければと思います。

 小学生の頃は、夏の涼を求める定番といえば、クーラーよりも「怪談」だったような気がします。
「背筋が凍るちょっと怖い話」を学校で聞いて来たような思い出もあります。

 怪談に出てくるのは、西洋の「おばけ」よりも、もっぱら「日本の幽霊」かと思います。「うらめしや」の掛け声のもと、長い髪を振り乱し、煙のような裾元でゆらゆら、ふわふわ浮いているイメージは今も昔も共通ではないでしょうか。

 「後ろ髪を引かれる」という言葉のごとく、ザンバラ髪は過去のことを引きずる姿。手まねきしているのは、まだ来ない先の未来を心配する姿。
 裾もとが煙のようなのは、さまざまな情報に惑わされ、あちらへフラフラこちらへフラフラと、今が定まっていない姿であるようです。

 子ども会でこの幽霊の話をしたときに、ある女の子が「わたしのことやん!」と大声で反応していました。
 過去のことを心配し、まだ来ない先のことを心配し、フラフラと今が定まっていない姿は、まさに私の姿でありましょう。
 

(7月16日・其の2へ続く)

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