(8月1日・其の1より続)
ご命日には、先立っていかれた方が好きだった、お菓子や飲み物をお供えし、その面影や思い出を偲びつつ、手が合わさることもまた、勝ち負け、損得を超えた次元で、豊かなことではないでしょうか。
何より、私の手が合わさり、この口に「南無阿弥陀仏」と阿弥陀仏のはたらきがこぼれてくださること以上に、尊いことはないだろうと思います。
この私にかけられた願いを知らされ、その願いの中を生きかされる。今日も一日恵まれたことに、手が合わさり、お礼申す日暮らしが開かれてきます。
わたしのいのちのど真ん中に、「南無阿弥陀仏」と声の仏となって、満ち満ちてくださる阿弥陀さまの願いに、育まれる日々を喜ぶばかりであります。
西本願寺ホームページ「読むお坊さんのお話」(愛知県豊川市/誓林寺・髙梨顕浄 布教使)では詩人の金子みすゞさん「お仏壇」を、お念仏に支えられる豊かさとして深く味わってくださっております。
ぜひご一読なさってみてください。




