焚焼仙経帰楽邦(ぼんじょうせんぎょうきらくほう)(其の2)

(8月1日・其の1より続)

 いつの時代も、長生きで健康は人間が求めてきた価値観です。
 しかし、老いや病いや死に背を向け、若さや健康のみに価値観をもとめる姿の中には、ほんとうの意味で「いのち」が輝いていくことはありません。

 老いの中にも、病の中にも、死のなかにも、大切な命の輝きがあります。
 いや、必ず私があなたを輝かせます。その光のはたらきが阿弥陀仏の救いのはたらきであります。

 私が積み上げた知識や、経験など、私の中に確かなものを、何度探しても見つかりはしません。
 知識は老いや病の中で、やがては失われてしまうものですし、経験も老病死の中で、やがては末通らなくなってしまします。

 元来、私のいのちは、圧倒的に私以外の多くのもののおかげで成り立っています。
 そして、いのちの豊かさとは、私にかけられた、願いの中を生きる中に恵まれてくるものです。

 阿弥陀仏の救いはいつでも、どこでも、どんな時でも私に向けられたものです。言い換えれば、「あなたが何者であれあなたを救いたい」との阿弥陀仏の救いの確かさの現われです。

 私の姿がどのようなものかにかかわらず、たえず私を輝かせるはたらきが阿弥陀仏、光といのり極みない仏さまであります。

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