本願寺、二つのお堂の真ん中にお茶所(総合案内所)が有ります。
そこでは、お勤めや、観光など、様々な事をお尋ねにみえます。お彼岸の法要中でした。
「この午前のおつとめは誰でも参加できるのですか」
とお尋ねがありました。
そこからお話をするうちに、自分がお寺の事をすることが、周りの方の迷惑になっていると思うという話になりました。
ご自身の中でも悩まれ
「また考えます」
と立ち去られる時に、お茶所のお仏壇のところで阿弥陀さまの
「そのままのお救い」
のお話をすると、少し考えて
「う~ん。そういうわけにはいかないんです」
とおっしゃって立ち去られました。
「私たちはやっぱりそうだよな」と思っていると、夕方にその方が見えて「そのままでいい」で少しだけ前を向くことができました。
と少し晴れやかに話してくださいました。
阿弥陀さまがいかに「そのままでいい」とおっしゃっていても、「そういうわけにはいかないんです」としか思えないのが私たちです。
阿弥陀さまが「そのまま」とおっしゃるのは、
若い人は若いまま、老いる人は老いるまま、悩む人は悩むまま、あなたの人生に私が寄り添います。
あなたのいのちをそのままに救っていきます。
あなたの人生、思いの通りに行く時も、そうでない時も、どんなときも、そこに大切な意味が開かれているんですよ、とのお心を私たちに届けてくださっています。
私たちが「そういうわけにはいかないんです」と応えることも、阿弥陀さまはご存知です。![]()
でも変わらず、「そのまま」とおっしゃってくださるからこそ、私たちは安心して悩み、自分自身を丁寧に見つめていけるのだと聞かせていただきます。
そういうわけにはいかないんです
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