報恩講法要、新年を迎えるにあたり、今年は中組の皆様にすす払いのお世話になりました。
まずは「重誓偈」のおつとめ。住職の挨拶、「荘厳」というお話をいただきました。
清掃奉仕が始まると大間の天井の埃落とし、脚立に上がって長押、
側面、後堂の窓や床、縁側の扉、廊下、畳、参拝者の椅子に至るまで拭き掃除。畳にカーペットをかけ戻し、きれいになった屋内に続いて境内清掃へ。
草取り、山門拭きと、早朝より隅々までのお世話となりました。誠にありがとうございました。
「荘厳」とは、本堂や仏壇など、仏様の周りをきれいに美しく、麗しく、また厳かに整えることを言いますが、衣体(衣や服装)を整えること、お勤めも参拝者一同が整えて唱和することでもあります。
それとともに「私」はどうでしょうか?人生荘厳、自身の荘厳は本願に念仏に荘厳されていく人生です。
<御同行・落合さんからの寄稿>
10月20、21日の2日間、今年もご本山清掃奉仕団の開催となりました。
これまで鈴鹿組仏教婦人会として参加させていただいており、今年もお誘いを受けました。
おかげ様で齢を重ねさせていただくにつれ、心と裏腹に体は正直に迷いを思わせます。訪団の皆様に迷惑にならないか、家族ほか関係皆様に心配をかけないか・・・と葛藤です。
存仁寺からは訪団メンバー5名が決まっていました。ところがそのうち1名のご同行が急遽入院されたという事情で、坊守様よりご相談をうけ、38回目のお参りをさせていただく事を決断しました。
”ご縁”の奥深さは私の迷い、不安をも払拭するほど高尚で、夢を見ているような不思議だけども、生きている実感を抱かせる力があるように思います。
こうして鈴鹿組33名の一員として好天の下でご本山奉仕となりました。何度と経験しても感動の気持ちが薄れる事も無く、尊さが増してゆく。そんなお参りとなりました。
入院となったご同行さんも無事回復されたとの吉報をうけ、何よりのご褒美をいただき本当に嬉しかった。
み佛のお守りが齢重ねの喜び、尊さ、ありがたさを実感した私でした。
晨朝(じんちょう)の澄みたる響き 京の冷え
(晨朝=朝のおつとめ(おあさじ)の事)
合 掌
(※構成都合で原文を編集させていただきました)
《存仁寺かわら版/令和8年1月第2面》




