智慧・慈悲のはたらきそのものが「仏」なのです

 年末年始お寺やお宮さんに多くの方が初詣、お参りに出かけられます。

 何をお参りされるのですか?何に手を合わせるのですか?と聞かれたら、何と答えられるでしょうか?
「おかしなこと尋ねなさんな、仏さまにきまっとる、神さまに手をあわせるんだよ」と答えられるでしょう。

 では、なんという仏さま、神さまでしょうか?神さんも仏さまも同じでしょうか?と突っ込まれると答えに行き詰るかもしれません。

 仏さまといってもたくさんおられますし、神さんも八百万というほどですね。「どうか私のお願いをかなえてください」と神仏も関係なく、地元や著名な寺社仏閣にお参りしているのではないでしょうか。

 私の為のご利益を求めて、皆が行くから自分も行かなくては損をしてしまうと考えてはいませんか。しかし、何事も叶うようなら今のような現実は無いでしょう。
 苦悩も、悲しみも自分にとって不都合なことはすべて無くなるはずです。

 誰もが生きることの不安、思い道理にならない現実の苦悩を抱えて生きなくてはならない。
 そんな私であるから、じっとしてはいられない、あなたが来るのを待ってはおられない。

と、誰のいのちの上にも、気づいてくれよとのはたらき・教え(智慧)があり、ウロウロ(有漏有漏)する私に、生きる意味と方向と安心(慈悲)が、いつでも、どこでも届いてくださっているのです。

 今も私に、南无阿弥陀仏と声に出てくださり、み名を聞かせてくださっているのです。

 今月の法語カレンダー、真宗大谷派の学僧坂東性純氏のお言葉をお味わいさせていただきました。

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