ようやく春の訪れ、いのちの芽吹きを感じられる頃となりました。
以前、門徒推進員の方々と鈴鹿市神戸にある曹洞宗龍光寺さんの寝釈迦(涅槃会)に参拝し、精進料理を堪能したことがありました。
丁度、本堂では、近くの園児が参拝、住職さんのお話を熱心に聞いてみえました。その折、参道で「十王図」と「地獄図」が目に留まりました。
人間の命が終わると、死後冥土(めいど)へと趣くといわれ、三途の川や、奪衣婆(だつえば)、そして七日毎に「秦広王(しんこうおう(初七日))」「初江王(しょこうおう(二七日))」「宋帝王(そうていおう(三七日))」「五官王(ごかんおう(四七日))」「閻魔王(えんまおう(五七日))」「変成王(へんじょうおう(六七日))」「泰山王(たいせんおう(七七日))」「平等王(百か日)」「都市王(一周忌)」「輸転王(三回忌)」などと生前の善悪の行為に対し、十王の裁きがあります。
そして次に生まれる六道処「地獄(じごく)」「餓鬼(がき)」「畜生(ちくしょう)」「修羅(しゅら)」「人間(にんげん)」「天上(てんじょう)」が決まるとされるのです。
また、地獄では『往生要集』に示される八大地獄といわれる下層に無間・ 阿鼻(むけん・あび)地獄、大(だい)焦熱(しょうねつ)・焦熱・大叫喚(きょうかん)・叫喚・衆合・黒縄(こくじょう)・等活の七つの地獄が重層していて、生前(せいぜん)の罪業の報いを受けるとされます。恐ろしいことと、眺めていました。
しかし、本来仏教には「裁き」というのはありません。慈悲によって、受容、許諾していく教えであります。
照らされて 知らされて (其の1)
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